HDD

Overview

ハードディスクドライブはデータを磁気を使って記録・保存するタイプの記憶装置の総称。
※マグネティックストレージとも呼ばれる。

記録方法マグネティックストレージは、磁気ヘッドと呼ばれる装置を使って磁気ディスク上にデータを記録します。ディスクには、磁性体を塗布された円盤が複数枚あり、それらが高速で回転しながらデータの読み書きが行われます。データは0と1のビットとして磁気パターンで保存されます。
大容量でコストが低いマグネティックストレージは、比較的安価で大容量のデータ保存が可能です。これは、企業や個人が大量のデータを経済的に保存する必要がある場合に非常に有用です。
耐久性と信頼性 HDDは長期間のデータ保存に適しており、書き込み/読み出しの耐久性も比較的高いです。ただし、物理的な衝撃や振動には弱い側面もあります。
アクセス速度マグネティックストレージのアクセス速度は、SSD（ソリッドステートドライブ）などのフラッシュストレージと比較すると遅いです。これは、物理的なディスクの回転速度と磁気ヘッドの移動速度に依存するためです。
用途 HDDは、デスクトップコンピュータやサーバー、データセンターの大容量ストレージとして広く使われています。また、バックアップデバイスやネットワークアタッチトストレージ（NAS）にも一般的です。

ハードディスクドライブ（HDD）最も一般的なマグネティックストレージデバイス。高速回転するディスクにデータを磁気で記録する。
磁気テープドライブテープにデータを磁気で記録するストレージデバイス。主にバックアップやアーカイブ用途で使用される。低コストで大容量のデータ保存が可能だが、アクセス速度は遅い。