Management
Overview
マネジメント関連をまとめたセクション。 ここではマネージャーは「部長」を指して進行する。
そもそもマネージャーは何をする人なのか
ドラッカーは1950年代にマネージャーの5つの仕事として以下を挙げている。
- 目標を設定する
- 組織する
- 動機づけとコミュニケーションを図る
- 評価測定をする
- 人材を開発する
時代によってマネージャーに求められていること
マネージャーの仕事に複雑さが伴っている理由
1980年代までは社内的な管理業務を行なっていて良かった。
現代になると管理業務を複雑さを伴うようになり、かつ「主力事業の絶え間ない改善(知の深化)」と「新規事業に向けた実験と行動(知の探索)」を両立させる重要性が経営陣によって示された。
現代ではマネージャーに上記2つが求められている。
課題の仕入れ
経営者だけではなく現場に最も近いファーストラインを任されたマネージャーこそが、課題の構造を捉え改善策を考える必要があること、現場の課題を「仕入れる」能力が欠けている組織では、現場と経営層の間に断絶が生じ、環境変化の対応力が低下するリスクがあると指摘している。変化が速いと、経営層が認識する課題と現場の実態とのギャップが広がる。そのため現場での判断力を強化することが、企業の持続的な成長の鍵となる。
マネージャーの仕事はどのように見直されているのか
- 権限見直し
マネジャーの権限を拡大し、仕事を完結できる仕組みを整え、承認プロセスを簡略化している。
これにより、マネジャーは全体像を把握しやすくな り、仕事のマネジメントにも集中できる。 - 仕事を分担する取り組み 一部の業務をメンバーや部長、テクノロジーに任せ、マネジャーが自分の仕事に専念できる環境を整える方法
- 担当しない仕事を明確にする方法 業務の中から「しない仕事」を決め本当に担うべき業務を絞り込む。選定された「しない仕事」を誰が担当するのかも検討し、業務の分担を見直している
caution
しかし、マネジャーの仕事を分担し負担を軽減するだけでは、現在の事業課題をどう解決するのか、今後の事業戦略を見越した組織づくりをどう進めるのかという本質的な議論には至らない。
プロダクトマネージャー(PdM)とプロジェクトマネージャー(PM)の違い
PdM = プロジェクト管理者 ❌ PdMは「何を作るか」を決める人 PM = エンジニアの上司 ❌ PMは「どう作るか・どう進めるか」の責任者
両者の関係性は
- PdMが「プロダクトの価値」を最大化するために「なにを作るか・なぜ作るか」を決め、
- PMが「実行の最適化」を図り、「どうやって作るか・いつまでに作るか」を管理する。
プロダクトマネージャー(Product Manager / PdM)
「どんな山を登るべきかを決める人」
目的
顧客にとって価値のあるプロダクトを作ること。
主な役割
- ユーザーや市場のニーズを把握
- プロダクトのビジョン・戦略を描く
- 要件定義・優先順位づけ(プロダクトバックログ管理など)
- ビジネスと技術の橋渡し
- ステークホルダー(営業・CS・開発など)との調整
プロジェクトマネージャー(Project Manager / PM)
「その山をどうやって登るか、計画して実行する人」
目的
決められたプロジェクトを品質よく・期限通りに・予算内で完遂すること
主な役割
- スケジュール・進捗管理
- リスク・課題の管理
- メンバーアサイン・調整
- プロジェクトの計画・運営・報告
- チームの士気維持・障害排除(ファシリテーター的役割)
