工数
Overview
工数は、ある仕事を完了するために必要な作業量を、人が使う時間として表したもの。
工数とは何か
- 工数は「何人が、どれだけ作業するか」を表す
- 代表的な単位は人時、人日、人週
- 期間そのものではなく、作業量の見積もりである
たとえば 5 人日とは、1 人で 5 日かかる作業量でもあり、5 人で 1 日かかる作業量でもある。
混同しやすい言葉
工数と期間
- 工数: 必要な作業量
- 期間: 開始から完了までのカレンダー上の長さ
工数が同じでも、並行作業の可否やレビュー待ち、意思決定待ちによって期間は変わる。
工数とコスト
- 工数: 作業量
- コスト: 金額換算した負担
同じ 5 人日でも、担当者の単価や外注有無でコストは変わる。
工数とタスク件数
タスク数が多くても 1 件あたりが軽ければ工数は小さい。逆に件数が少なくても、調査や調整が重いと工数は大きくなる。
工数を扱う目的
- 納期と体制の妥当性を判断する
- 優先順位とスコープを調整する
- 予実差分を見て、次回見積もりを改善する
見積もりがぶれやすい理由
- 要件が未確定で作業範囲が動く
- 実装以外の調査、レビュー、修正、確認が漏れやすい
- 依存先の待ち時間を期間と工数で分けて考えていない
- 初回対応で前提知識の取得コストが大きい
実務での使い分け
- ざっくり判断ではレンジで扱う
- 計画確定前は前提条件と不確実性を添える
- 実績取得では、実装だけでなく設計、調査、レビュー、調整も含める