iOS Meta
Overview
iOSのみで出てくるメタデータをまとめたセクション。
Info.plist:アプリのメタデータ定義
備考
正式名称は Property List
アプリそのものの**基本情報(メタデータ)**を定義するためのファイル。アプリのビルド対象に含まれ、アプリ内で使用される。
- アプリ名 (CFBundleDisplayName)
- バージョン番号 (CFBundleShortVersionString)
- ビルド番号 (CFBundleVersion)
- Bundle ID (CFBundleIdentifier)
- URLスキーム、パーミッション説明 (NSCameraUsageDescription など)
配置場所の通常は:ios/Runner/Info.plist
使用タイミング
- Xcodeビルド時
- アプリのインストール・起動時
- iOSのシステムにアプリ情報を伝えるため
ヒント
Info.plist は最終的なアプリバンドルに含まれ、アプリやシステムが使用。
ExportOptions.plist はビルド時限定で、アプリには含まれない。
**バイナリ化された形式(バイナリプロパティリスト)**に変換されて格納される。
どこに配置されるか? アプリのバンドル内、正確には以下のような構造に含まれます
MyApp.app/
├── Info.plist ← ここにある(バイナリ形式)
├── MyApp ← 実行バイナリ
├── その他のリソース(画像、Storyboardなど)
ExportOptions.plist:アーカイブ書き出しの設定ファイル
Xcodeで生成された .xcarchive を .ipa に書き出す際に、署名方式や出力対象、App Store配布 or AdHoc などの export 方法を指定するファイル。
- 配布方法(method: ad-hoc, app-store, enterprise, development など)
- チームID(teamID)
- 自動署名か手動署名か(signingStyle)
- Bitcodeを含めるかどうか(compileBitcode)
配置場所:任意(例:ios/export_options/ExportOptions.plist)
使用タイミング
- Xcodeの xcodebuild -exportArchive コマンド
- Flutterの flutter build ipa --export-options-plist=... 時
ヒント
ExportOptions.plist は ビルドプロセスの一時的な設定ファイルであり、アプリ内には含まれません。ビルドツールが使い終わったら破棄されます。
✅ 例(ad-hoc配信用)
<dict>
<key>method</key>
<string>ad-hoc</string>
<key>signingStyle</key>
<string>automatic</string>
<key>teamID</key>
<string>M9864YE78U</string>
</dict>
| 項目 | Info.plist | ExportOptions.plist |
|---|---|---|
| 主な役割 | アプリの基本情報を定義 | アーカイブを書き出すための設定 |
| 使用タイミング | ビルド & 実行時 | .xcarchive → .ipa 変換時 |
| 配置場所 | ios/Runner/Info.plist | 任意の場所に配置 |
| 配布方法の設定 | ❌(しない) | ✅(ad-hocやapp-store等) |
| Xcodeのどの工程で使う? | Archiveの前工程 | Archiveの後工程 |
| Flutterでの関与 | pubspec.yaml等と併用 | flutter build ipa --export-options-plist で使用 |