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AWS Integration

Overview

AWSで複数のアプリケーションを構築するとき、イベントというかたちでそれぞれのアプリケーションを統合できる。
イベントをメッセージという形で発行するAmazon SQSやAmazon SNS、Amazon EventBridgeなどを中心に、関連サービスの機能や特徴をしっかり理解していきましょう。

イベント駆動型アーキテクチャをAWSで実現できるサービス。

  1. Amazon SQS
  2. Amazon SNS
  3. Amazon EventBridge
  4. その他サービス

イベント駆動型アーキテクチャとは

イベント駆動型アーキテクチャはアプリケーションの設計方法のひとつであり、アプリケーションやシステムを構成するプログラム同士が「イベント」を介してデータのやり取りをする。

メリット

イベント駆動型アーキテクチャのメリットは、2点ある。

柔軟なシステム構成が可能

システム間ではイベントのやり取りをするだけのため、イベントを発出する仕組みと、イベントを刈り取る仕組みを構築するだけで、システム間をつなぐ中継システムを省略することが可能。

負荷や障害の影響を分離できる

システム間の連携処理にメッセージ処理やキューイングシステムを挟むことで、システム間が常に連携している「密」の結合ではなく、イベント発生時にのみ連携するため「疎」の結合となる。
この疎結合システムアーキテクチャを採用すると、片方のシステムが障害で停止した場合であっても、もう片方のシステムが連動して停止することを防ぐ。