イベント駆動型アーキテクチャー
イベント駆動型アーキテクチャーとは、アプリケーションやシステムを構成するプログラム同士がイベントを介してデータのやり取りを行うようなアプリケーション設計方法のこと。
そもそも、イベントとは
イベントは、システムのハードウェアまたはソフトウェアの状態における何らかの意味のある出来事または変化。
たとえば、バッチ処理の完了といった、あるプロセスの完了や、CPUの使用率の上昇といったリソースの変化が該当する。
我々が普段コンピューターを操作する際に行っている、マウスのクリックやコマンドの入力といったものも、イベントに該当する。
イベント駆動型アーキテクチャのパターン
Pub/Sub型
Pub/Subとは、Publish/Subscribeを略したもので、あるシステムで発生したイベントを別のシステムに”メッセージ”として伝える仕組みを利用したシステム設計です。メッセージを発出する側をPublisher、メッセージを受け取る側をSubscriberといいます。Publisher側のメッセージ発出を検知して、メッセージの受け取り側の処理がスタートします。